dusko gojkovic live @ ns jazz fest 007
Dusko Goykovichは、ジャズ・トランペット奏者であり、フリューゲル・ホーン奏者です。
1931年10月14日、旧ユーゴスラヴィア、ボスニア生まれの彼は、ジャズ界ではめずらしい東欧(ユーゴスラビア)出身です。
60年代には一時アメリカを舞台にしたこともありますが、その後ヨーロッパに戻って独自の活動を行っています。
彼の、このアルバムに今夢中です。
どう表現したら良いのでしょうか。
季節は秋が来る前くらいの夏で、時刻は夕暮れ。
太陽は沈んだのですが、まだ本格的な夜は来ていません。
遠い遠い異国の地の海岸線で、波の音を聞きながら、頭の片隅にぼんやりと流れているのです。
哀愁と寂しさと、郷愁と。。。
こんなシチュエーションは、私の人生ではあり得ないのですが、このアルバムを聴いていると駆け巡ってしまうのです。
演奏者は、下記です↓
Dusko Goykovich (trumpet, fluegelhorn)
Ferenc Snetberger (acoustic guitar)
Martin Gjakonovski (bass)
Jarrod Cagwin (drums)
私のこのアルバムのおすすめ曲は、
1曲目の、SAMBA DO MAR(サンバ・ド・マー)
Goykovichの、トランペットが堪りません。。
2曲目の、JIM’S BALLAD(ジムのバラード)
スローなテンポに時がとてもゆっくり流れてゆきます。
5曲目の、BACHIANAS BRASILEIRAS NO.5(ブラジル風バッハ第五番)
6分間の音楽が一つのストリーを奏でます。
特に前半2分の流れからアップテンポに変わるタイミングが、とてもリズミカルで魅せられます。
そして、4分経ったのちに、最初の哀愁のメロディーが再び流れます。
アルバム収録曲です↓
1. SAMBA DO MAR
2. JIM’S BALLAD
3. CHEGA DE SAUDADE (NO MORE BLUES)
4. INSENSATEZ (HOW INSENSITIVE)
5. BACHIANAS BRASILEIRAS NO.5
6. THE FISH
7. QUO VADIS
8. LOVE AND DECEPTION
9. DANCA COMIGO
10. SUNSET
今宵も「Samba do Mar」が、私の部屋で流れています。
サンバ・ド・マー
ダスコ・ゴイコヴィッチ

曲名リスト
1. サンバ・ド・マー
2. ジムのバラード
3. 想い溢れて
4. ハウ・インセンシティヴ
5. ブラジル風バッハ第五番
6. ザ・フィッシュ
7. クゥオ・バディス
8. 愛と偽り
9. カム・ダンス・ウイズ・ミー
10. サンセット
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Kenny Burrell – Moon And Sand
この人を紹介していませんでした。
暖かみのあるサウンドに、ブルースの味わいを倒錯したギタリスト、Kenny Burrellです。
以前、Montgomeryを紹介した際に、「私がよく聴くジャズギターのミュージシャンは、MontgomeryとGrant Greenです」と記載していました。
つまり、Burrellに関してはとても「うぅ〜ん。。。」だったのです。
「Midnight Blue」というとてもメジャーなアルバムは、わたしの体のなかに刻み込まれていたのですが、他は普段あまり表に出てきていませんでした。
今回、どのアルバムを紹介するのか、非常に悩んだのですが、結果、MidnightよりBlue Lightsを選択した理由は、ただひとつ。。
それは、ジャケットです。
心打たれる洗練さと表現するのは、あまりにも陳腐でしょうか。
この絵は、若き日のアンディ・ウォーホル(Andy Warhol、1928年8月6日 – 1987年2月22日)の作品です。
彼はアメリカの画家・版画家・芸術家でポップアートの旗手でした。
銀髪のカツラをトレードマークとし、ロックバンドのプロデュースや映画制作なども手掛けたマルチ・アーティストでもありました。
とにかく、下のジャケットを見てください。
それでは、アルバム紹介です。
演奏メンバーです↓
Kenny Burrell(g)
Louis Smith(tp)
Junior Cook(ts)
Tina Brooks(ts)
Duke Jordan(p)
Bobby Timmons(p*)
Sam Jones(b)
Art Blakey(ds)
録音. May 14, 1958.
曲目(1)Yes Baby (2)Scotch Blues (3*)Autumn In New York (4*)Caravan
わたしは、3、4曲目のスタンダードも良いのですが、2曲目の「Scotch Blues」がなんともいえない感傷に浸れます。
ブルー・ライツ Vol.1
ケニー・バレル

曲名リスト
1. イエス・ベイビー
2. スコッチ・ブルース
3. ニューヨークの秋
4. キャラヴァン
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Sophisticated Lady – Duke Ellington and his orchestra
Ellingtonです。
以前、アルバム<Piano Reflections>を紹介しました。
それが一番かなあと、ぼんやり感じていたのですが、まだまだありました。
「Masterpieces By Ellington」です。
聴きたいのを我慢出来ず、Amazonにて、久々の購入をしました↓
(クリック拡大)

Duke Ellington / Masterpieces By Ellington (Columbia, 1950-51年録音、2004年CD発売)
CDの中身は以下になっています。
1. Mood Indigo (15:26)
2. Sophisticated Lady (11:26)
3. The Tattooed Bride (11:41)
4. Solitude (8:24)
Bonus Tracks
5. Vagabonds
6. Smada
7. Rock Skippin’ At The Blue Note
オリジナルのLPに収められた曲が冒頭からの4曲です。
そして、ボーナストラックが3曲収められています。
とにかく、日常では決して現れることのない別世界が、眼の前に広がります。
一言で表現すると、わたしにとって、ファンタジーな世界でしょうか。
1950〜51年の録音ということですが、過去も現代も未来も超越しちゃってます。
Mood Indigoという題名の、15分にわたる超大作から、このアルバムは始まります。
ひとつの曲を通して、様々なアレンジされた世界が広がります。
特に曲の後半は、見事なまでにバラエティに富んでいるのです。
私のこのアルバムのなかで一番好きな曲は2曲目の、Sophisticated Ladyです。
洗練された女性というのが直訳なのでしょうが、11分の演奏は、一人の女性のストリー(人生)なのでしょうか。
冒頭の衝撃的なピアノタッチがたまりません。
The Tattooed Brideは、花嫁の入墨(タトゥー)とでも訳すのでしょうか。
曲の感じからは、明るい雰囲気が広がっています。
ちょっとおどけているのでしょうか。
そして、オリジナル板最後の曲「Solitude」(孤独)です。
非常に完成度の高い演奏ではないでしょうか。
最近,毎日聴いています。
演奏者の面々です↓
Cat Anderson, Harold Baker, Nelson Williams, Andres Merenghito, Ray Nance (tp); Lawrence Brown, Quentin Jackson, Tyree Glenn (tb);
Mercer Ellington (french horn);
Johnny Hodges (as);
Russell Procope (as, cl);
Jimmy Hamilton (ts, cl);
Paul Gonzalves (ts);
Harry Carney (bs);
Duke Ellington, Billy Strayhorn (p);
Wendell Marshall (b);
Sonny Greer (ds),
Yvonne Lanauze (vo)
<ボーナストラックのパーソネルは省略>
Masterpieces by Ellington
Duke Ellington

曲名リスト
1. Mood Indigo
2. Sophisticated Lady
3. Tattooed Bride
4. Solitude
5. Vagabonds [*]
6. Smada [*]
7. Rock Skippin’ at the Blue Note [*]
Sonny Rollins – Tenor Madness
Rollinsの2度目の紹介です。
前回は、超メジャーな、「Saxophone Colossus」でしたが、今回はColtraneとのsessionが有名な、「Tenor Madness」です。
1956, 5/24, Wed.の演奏になります。
演奏者は、John Coltrane (ts), Sonny Rollins (ts),Red Garland (p), Paul Chambers (b), Philly Joe Jones (ds)です。
とてつもないメンバーの勢揃いですね。
ただし、そのなかでColtraneがセッションに加わっているのは、冒頭曲「Tenor Madness」1曲だけです。
この曲のオリジナルはドラマーのケニー・クラーク作です。
ColtraneとRollinsが、この曲を演奏し合っている訳ですが、わたしは、どちらが演奏しているのか、まったくわかりません。
先に吹いているのが「Coltrene」ということで、この時期この時点では「Rollins」の演奏が格段に上ということですが、どうなのでしょうか。
なんども聴けばわかってくるのでしょうが、どうでもよい話に聞こえます。
それより、12分間の演奏が、テナー・サックスの魅力を体一杯に堪能出来るのではないでしょうか。
このアルバムで私が一番好きな曲は、5曲目の、The Most Beautiful Girl In The World(5:28)です。
わたしのつたない訳では「世界中で一番きれいな女性」ですよね。
出だしの優雅なメロディーから、徐々にアップテンポに流れて行く、音の波に溺れてしまいそうです。
いずれにしても、全編通して、Rollinsのワンホーンの魅力に、十分浸れる一枚ではないでしょうか。
Tenor Madness
Sonny Rollins Quartet

曲名リスト
1. Tenor Madness
2. When Your Lover Has Gone
3. Paul’s Pal
4. My Reverie
5. Most Beautiful Girl in the World
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