lush life – john coltrane
4回目のColtraneの紹介です。
アルバム「Lush Life」です。
ちょっと玄人好みのアルバムでしょうか。
「Lush Life」とは、翻訳ソフトでは「緑豊かな生活、豪勢な人生」等と訳されますが、Lushには「大酒飲み」という意味もあり、このアルバムの「Lush Life」は「酔いどれの人生」、「酒飲み人生」、「お酒と共に」と訳したほうが正解に近いのでしょうか。
私はこの曲を聴くたびに、全身が音に包まれているという感覚に襲われます。
とてもとても柔らかい雲の中で、くつろんでいる気分に浸るのです。
5曲収納されたアルバム全体が、ひとつのまとまりを持っており、それぞれの曲が全てつながっているように感じます。
録音は、1957年5月31日、8月16日、1958年1月10日、ニュージャージーにて収録され、参加メンバーは下記です。
# Albert “Tootie” Heath ( Drums )
# Art Taylor (Arthur) ( Drums )
# Arthur Taylor ( Drums )
# Donald Byrd ( Trumpet )
# Earl May ( Bass )
# John Coltrane ( Sax (Tenor) )
# Louis Hayes ( Drums )
# Paul Chambers ( Bass )
# Red Garland ( Piano )
タイトル曲である「Lush Life」はもとより、私は、最初の曲「Like Someone in Love」と、2曲目の「I Love You」にも、コルトレーンの爆発する前の異常な静けさを感じてしまいます。
「ぼくのやりたいことはほんとはちがうんだ。
でもいまのぼくにはそれがまだみえないのさ。。。」
そうつぶやきながら、天才はのぼりつめていったのでしょうか。
Lush Life
John Coltrane
曲名リスト
1. Like Someone in Love
2. I Love You
3. Trane’s Slo Blues
4. Lush Life
5. I Hear a Rhapsody
久しぶりに、Amazonにて購入した、Keith Jarrett「Death And The Flower」を紹介します。
キース・ジャレット(Keith Jarrett、1945年5月8日 – )は、アメリカのジャズ・クラシックピアニストであり、作曲家でもあります。
演奏楽器は、ピアノにとどまらず、ソプラノ・サックス、パーカッション、ハープシコード、リコーダーなど多岐にわたっています。
私が過去に聴いていた彼のアルバムは、「The Köln Concert」「Standards In Norway」などがあるのですが、今回の「Death And The Flower」を含め、Keith Jarrettのアルバムを1枚ベストチョイスするのは、ほとんど困難でしょう。
私が感じるに、全てのアルバムに共通性が見いだせず、個人個人によって、美音に感じたり、雑音に感じたり、退屈だったり、興奮したり、泣いたり怒ったり笑ったり、感動したりするのではないでしょうか。
彼の音楽は、宇宙を遥か超えてしまっています。
音楽の範囲があまりにも、全てを超えてしまっているのです。
ジャズ、クラシック、ブルース、ソウル、現代音楽等、ジャンルをはるかに超えて、演奏されます。
その彼の数あるアルバムの中で、私に最も強い衝撃をもたらしている作品が、実はこの「Death And The Flower」(生と死の幻想)なのです。
とにかく、衝撃的なのです。
一曲ずつ紹介していきます。
1曲目が、「Death and the Flower」で、なんと 22:50秒の曲です。
とてもとても暗くなって下さい。
日本語訳は「生と死の幻想」となっていますが、直訳すると「死と花」ですね。
日本語訳のほうが、すんなり溶け込んできます。
わたしは、とにかく長い曲が大嫌いで、飽き症で根気がないものですから、どんな名曲でも途中で放り投げてしまいます。
ところがこの曲は違っていたのです。
最初に聴いたときは、訳が分からず、変な曲だな程度でしたが、そのうち、曲後半の音と音との重層な部分に強く惹かれ始め、何度も聴くようになっていきました。
非常に人の心を引きつける魅力的な曲ではないでしょうか。
次に、2曲目が、祈り「Prayer」で、10:11秒です。
実はこのアルバムの中で、一番好きな曲がこの曲なのです。
特に最初の出だしのメロディーです。
私の舌足らずの言葉では表現不可能なので、まずは聴いてみて下さい↓
Prayer – Keith Jarrett
最後が、「Great Bird」8:44秒です。
日本語でどう訳すのでしょうか。
まさか、「すばらしい鳥」という訳はないでしょうね。
曲は、最初のパーカッションが、ちょっとラテンっぽくもあり、続くメロディーが、深くて濃い霧のジャングルに迷い込みもがいているうちに、なぜか恍惚の楽園に来たような、そんな勝手な想像をしてしまう(わたしだけかもしれませんが)、とても不思議な構成の曲です。
このアルバムのメンバーは、キースのピアノ、チャーリー・ヘイデンのベース、ポール・モチアンのドラム、デューイ・レッドマンのサックス、ギレルミ・フランコのパーカッションで、1974年10月録音の作品です。
キースに少しでも興味を抱いたのであれば、このアルバムは聴いてみたほうがよいでしょう。
生と死の幻想
キース・ジャレット デューイ・レッドマン チャーリー・ヘイデン 
曲名リスト
1. 生と死の幻想
2. 祈り
3. グレイト・バード
ジャズピアニストである、「Bill Evans」ビル・エヴァンスを紹介します。
彼の本名は、William John Evansです。
1929年8月16日生誕 – 1980年9月15日没で、米国・ニュージャージー州出身、<ジャズ史に残る白人ピアニスト>と呼ばれています。
私は、クラシック音楽もたまに聴くのですが、何度聞き返しても、又メジャーな演奏を繰り返し聞いても、肌に染込むことがありません。
じつは、「Bill Evans」も、まったく同じ感触なのです。
もう、数十年聴き込んでいるのですが、脳の感性が奮い立たないのです。
私は音楽に泥臭さを求めているのでしょうか、彼のピアノはあまりにも澄んでいるのです。
ピアノの鍵盤ひとつひとつを、究極の宝石のように扱い、音符を幾何学的な数列のようにあつかっているのでしょうか。
今回紹介する、ワルツ・フォー・デビイ(Waltz For Debby)は、エヴァンスが、1961年にヴィレッジ・ヴァンガードで行ったライブを収録したアルバムです。
初心者にお勧めのアルバムなどという名目で紹介されることも多いです。
美しいピアノのメロディーを欲している方に、是非一度。。。
Waltz for Debby
Bill Evans Scott LaFaro
曲名リスト
1. My Foolish Heart
2. Waltz for Debby [Take 2]
3. Waltz for Debby [Take 1]
4. Detour Ahead [Take 2]
5. Detour Ahead [Take 1]
6. My Romance [Take 1]
7. My Romance [Take 2]
8. Some Other Time
9. Milestones
10. Porgy (I Loves You, Porgy)
John Coltrane – My Favorite Things – 1961
コルトレーンの「My Favorite Things」です。
このアルバムのタイトル曲は、リチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタイン2世のミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌です。
カルテットとして参加しているミュージシャンは、コルトレーンの他に、マッコイ・タイナー、エルヴィン・ジョーンズという彼にとって最も相性がマッチしているメンバーとなっています。
私が初めて聴いたコルトレーンは、「至上の愛」です。
何度も何度も聴き込んで、ようやく彼の真髄がほんの少しだけ理解している気になっているのですが,このアルバムは違います。
彼の吹くソプラノソックスが、とても聴き入れやすく、すぐにポップな気分に陥ります。
彼の演奏は、うまいとかすごいとか天才的だとかいう言葉ではあらわしにくく、超越した思想理念を別世界にてプレーしているような錯覚を感じます。
「至上の愛」以降、しばらくコルトレーンを避けていた私ですが、最近になり膨大なアルバム(参加アルバムも含む)を、ゆっくりゆっくりひとつずつ聴き始めています。
My Favorite Things
John Coltrane

曲名リスト
1. My Favorite Things
2. Ev’ry Time We Say Goodbye
3. Summertime
4. But Not for Me
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