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02. jazz Chico Hamilton

Chico Hamilton「Blue Sands」

2008年10月3日

Chico Hamiltonは、1921年9月21日米国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれの、黒人ジャズ・ドラマーです。

学生時代に仲間であったチャールズ・ミンガス、イリノイ・ジャケーらとともに、バンドを組んでおり、40年代に入り、ライオネル・ハンプトン、レスター・ヤングを経て、一時期軍隊に入りました。

その後、カウント・ベイシーに参加、52年のジェリー・マリガン・ピアノレス・カルテットで注目され、56年に自己のバンドを結成しています。

今回紹介するChico Hamilton「Blue Sands」は、ジャズ・ドキュメンタリーの名作「真夏の夜のジャズ(Jazz On Summer's Day)」で使われたおなじみの「Blue Sands」を含むチコ・ハミルトンの代表作です。

フルート〜ギター〜チェロ〜ベース〜ドラムスによる穏やかな演奏がとてもとても心地よいです。

イントロのフルートがとてもとても静かに始まり、メロディーを奏で、哀愁を帯び、泣かせます。

Jim Hallのギターが、これまたよいのです。

中間部から後半にかかるノリの良いギターフレーズはおもわず体が動いてしまいます。

ひとつの曲が、ひとつの劇場を構成しています。

録音年月日は、August 4,5,23 1955です。

演奏メンバーは、
Buddy Collette(fl,as,ts,cl),
Jim Hall(g),
Fred Katz(cello),
Carson Smith(b),
Chico Hamilton(ds)です。

このアルバムの中の、もうひとつ私のお気に入りが、7曲目の「Spectacular」です。

Jim.Hallの作曲で、彼の休みなく聴こえるギターの音色が圧巻です。

アルバム全般に、ほんのりとHamiltonの人柄が表れているようなアルバムではないでしょうか。

独特の、ワールドが展開されているのです。

チコ・ハミルトン バディ・コレット フレッド・カッツ
曲名リスト
1. ア・ナイス・デイ
2. マイ・ファニー・ヴァレンタイン
3. ブルー・サンズ
4. ザ・セイジ
5. ザ・モーニング・アフター
6. アイ・ウォント・トゥ・ビー・ハッピー
7. スペクタキュラー
8. フリー・フォーム
9. ウォーキング・カーソン・ブルース
10. バディ・ブー

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