
Ninaには、Bluesという呼称が使われている、「The Blues」というもうひとつの名盤もあります。
1曲目と、12曲目を飾るのは「Do I Move You?」です。
ピアノとハーモニカのリズムに乗り、ニーナが叫びます。
5曲目の「My Man's Gone Now」は、私なりの解釈で「私の大切な人が行ってしまった。。」のような、寂しい曲です。
2分半の短い曲ですが,最後の盛り上がりに感動します。
6曲目の「Backlash Blues」は、一番ニーナの歌声にあっているのではないでしょうか。
9曲目の「Since I Fell for You」は、B.B.Kingのアルバム「Makin' Love Is Good For You」にも収録されており、じつは私はB.B.Kingの演奏のほうが好きです。
10曲目の「House of the Rising Sun」はアップテンポで私がこのアルバムで一番好きな曲です。
19世紀の末頃、ミシシッピー州の黒人達によって生み出されたブルースですが、このアルバムジャケットのニーナの強烈な視線の先にはなにがあるのでしょうか。
そんなことを考え聴き続けています。