Blossom Dearie sings "Surry With the Fringe on Top"
Blossom Dearieの「Once Upon a Summertime」というアルバムを紹介します。
今回のアルバムで奏でている「We're Together」が、彼女の独特のベビィヴォィスに、とてもマッチしており、気分がとても高揚するのです。
「Blossom Dearie」の「I won't Dance」もとても好きな歌で、アルバムジャケットも、こちらの「ピアノの先生の格好」のほうが、魅力的なのですが、なんといっても「We're Together」なのです。
とっても舌足らずな声の出しかたと、とっても甘いヴォイスが、とっても魅力的なのです。
ニューヨーク生まれの彼女は、1952年にパリへ出て行きブルー・スターズというボーカルグループで歌ったのが第一歩です。
このアルバムのリリースは、1958年9月12日ですので、もう50年経ちますが古さをまったく感じません。
「We're Together」の次にお気に入りは、アルバム表題曲の「Once upon a Summertime」です。
こちらは彼女の声質、唄いかたの独特さが、さらに際立っていて、一度聴いたら忘れられなくなります。
他にも、冒頭曲「Tea for Two」のしっとりとした魅力的で落ち着いた唄いかた、「Teach Me Tonight」の妖し気なポップ調のメロディーに合わせたハスキーヴォイスなどなど、わたしにとって、必聴のアルバムです。
ただし、好き嫌いがはっきり分かれる歌い手さんでもあるのでしょう。
もちろんわたしは,大好きですが。。。