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01. jazz-vocal Sarah Vaughan

Sarah Vaughan「A Lover's Concerto」ジャケットの表情、大好きです!

2008年7月25日


sarah vaughan - A Lover's concerto - HQAudio

Ninaのつぎに、登場回数の多い、Sarahですが、今回はアルバム「A Lover's Concerto」を紹介します。
タイトル曲「ラヴァーズ・コンチェルト」は、フジテレビ系ドラマ「不機嫌なジーン」2005年放映の、劇中歌にもなっており、サラの代表曲のひとつです。

オリジナルは、1965年にアメリカ合衆国のガールズ・グループ(en:Girl group)ザ・トイズ(en:The Toys)が歌ったもので、アメリカ合衆国およびイギリスで大ヒットしました。
もともとは、ヨハン・セバスチャン・バッハが妻アンナ・マグダレーナのために作曲した「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」の中の1曲です。
ただし、現在ではクリスティアン・ペツォールトの作品と信じられています。
この曲は、いろいろなミュージシャンが演奏しており、有名どころでは、「Quincy Jones」「ケリー・チャン」などが演奏しています。
そのなかで、この曲を歌っている「The Supremes」が、かなり私の心を打っているのです。

このアルバムでこの曲を奏でているサラは、完成された心地よさがあるのですが、「ラヴァーズ・コンチェルト」、この曲に限っては、わたしは、彼女たち(Supremes)に、軍配をあげます。
とにかく、フレッシュで輝いていて、まさに「愛の協奏曲」なのです。

さて、このアルバムですが、全20曲全てサラのマーキュリー時代の録音になっています。

サラの個性が最大限に爆発している時代の、名曲、名唱がそろっています。

彼女の大胆なフェイクとスキャットを、充分堪能することが出来ます。

そのなかで、わたしがおすすめするのは、タイトル曲と、2曲目の「Yesterday」です。

全世界でヒットしたこの曲は、ビートルズが1965年に発表したバラードの傑作ですが、サラが唄うと、とても軽快で、それでいて独特な哀愁が醸し出され、不思議な感覚に襲われます。

なんどもなんどもきいています。

他にも、たくさんの名曲が選曲されており、数あるベストアルバムの中でも私の一番のお気に入りです。
また、このジャケットの顔写真は、サラのアルバムの中で、一番落ち着いた魅力ある表情をしているのではないでしょうか↓


曲名リスト
1. ラヴァーズ・コンチェルト
2. イエスタデイ
3. フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
4. いそしぎ
5. ミスティ
6. シャレード
7. ムーン・リヴァー
8. 酒とバラの日々
9. 想い出のサンフランシスコ
10. イパネマの少年
11. ラヴ
12. マイ・ファニー・ヴァレンタイン
13. オール・オブ・ミー
14. A列車で行こう
15. ウィロウ・ウィープ・フォー・ミー
16. 捧ぐるは愛のみ
17. テンダリー
18. バードランドの子守唄
19. スターダスト
20. ジャイヴ・サンバ

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